ヤマザキマリの世界展 ―世界で生きて、世界を描く―

ヤマザキマリの世界展 | 企画展
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©ヤマザキマリ
『テルマエ・ロマエ』 ©ヤマザキマリ/KADOKAWA
©ヤマザキマリ
『扉の向う側』 ©ヤマザキマリ/マガジンハウス

ヤマザキマリは、14歳で初めて一人でヨーロッパを旅して以来、国境のない生き方を続けています。イタリアで学び、その後、世界各地で暮らしながら培ってきた知識と経験は、古代ローマと現代日本の入浴文化をクロスオーバーさせた代表作『テルマエ・ロマエ』などの漫画や、多くのエッセイのなかにさまざまな形であらわれています。幅広い好奇心と旺盛な創作エネルギーによって生み出される作品群は常に多くの人々を魅了し、また確かな技術に支えられたその創作活動は、現役のアーティストや芸術の道を志す多くの人々を刺激し続けます。

この度、そのインスピレーションの源泉がどこにあるのかを探ることを目的として、「漫画家・画家・著述家」という三つの側面から、その広大な世界を俯瞰できる回顧展を開催。幼少期から最新作『続テルマエ・ロマエ』までの作品を公開します。あなたのまだ知らないヤマザキマリの世界をぜひ、お楽しみください。

●会期中、一部展示替えがあります
 前期:4月13日(土)~ 5月19日(日)
 後期:5月22日(水)~ 6月30日(日)

 

ヤマザキマリ
漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。
著書に『スティーブ・ジョブス』(ワルター・アイザックソン原作)、『プリニウス』(とり・みきと共著)、『オリンピア・キュクロス』、『国境のない生き方』、『ヴィオラ母さん』、『たちどまって考える』、『ムスコ物語』、『歩きながら考える』、『CARPE DIME 今この瞬間を生きて』、『猫がいれば、そこが我が家』、『扉の向う側』、『貧乏ピッツア』など。
現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ+」で連載中。

 

会期 2024年4月13日(土) 〜 6月30日(日)
主催 高浜市やきものの里かわら美術館・図書館
後援 愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会
協力 学術協力:東京造形大学
協  力:株式会社スマイルカンパニー
企  画:株式会社広済堂ネクスト
観覧時間 10:00~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
観覧料 高校生以上900円(720円)、中学生以下無料
*( )内は、前売り、高浜市内居住者、20名以上の団体料金
* 75歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方ほか、割引あり
* 前売りは、当館にて販売(期間:3月13日(水)~4月12日(金))

[刈谷市美術館との相互割引]
本展観覧券(半券も可)を刈谷市美術館で提示すると、「new born 荒井良二」展(4月20日(土)~6月15日(土))の入場券が200円引き!
*1枚につき1名1回限り有効。各種割引の併用不可。
休館日 月曜日、火曜日、5月8日(水)
※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)は開館