PLAY vol.2 -全ては遊びである⇄何ひとつ遊びではない
本展は「PLAY=遊び」に焦点をあて「遊び心のある表現」「遊戯的な要素を持つ表現」をキーワードに、アーティストに限らず様々な人々の表現を紹介する展覧会です。
「遊び」は人間の営みにとって必要な要素です。人は子どもの頃、遊ぶことで学び、遊びながら人間として生きる訓練をしてきました。そして、大人にとっても、社会や文化の中の遊戯性が、暮らしの中の楽しみ、やる気、生きがいのひとつとなっています。また、「遊ぶ」という言葉には「機械部品などのゆるみ、動きの自由」という意味もあります。こうした視点から、本展は「美術」や「美術館」、「展覧会」という既存のイメージ・概念・制度を解きほぐし、ゆとりある態度と自由な視点で再構築することを試みるものです。
遊び研究では、文化の発生や人間のあらゆる活動は遊びを起源にしている、という考察がある一方で、それらは「遊び」を含めて社会生活の規則的な営みの中にあるものであり、何ひとつ遊びではないという考察もあります。
本展を通して社会や日常の中の「遊び」を見つめ直し、その在り方や役割、重要性を改めて考える機会となれば幸いです。
夏休みの子どもから大人まで、遊び心いっぱいのアートの世界をお楽しみください。
《出展作家》
井口直人 井上悟 入江早耶
植松ゆりか 岡部志士 織田健吾
小杉滋樹 榊原由依
サクラデファミリア(林裕己、岡庭智子)
鈴木淳夫 竹田尚史 都筑晶絵
東本憲子 古屋佑 丸山ナオト
ムラタクン 山川晟和
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Re:ART 美術館のある街
荒木信雄さん 『社会もグラデーション』
会期 | 2018年6月30日(土) 〜 9月2日(日) |
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主催 | 高浜市やきものの里かわら美術館 |
観覧時間 | 午前10時~午後5時(観覧券の販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 高校生以上400円(320円)、中学生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金、または高浜市内居住者 * 75歳以上の方、各種障害者手帳をお持ちの方ほか、割引あり |
休館日 | 月曜日、火曜日、7月18日(水) 《ただし 7月16日(月・祝)は開館》 |