関野凖一郎 東海道五十三次
このたび、企画展「関野凖一郎 東海道五十三次」を開催いたします。
関野凖一郎(1914年-1988年)は日本版画協会、国画会などで活躍した日本の現代木版画の第一人者であり、海外の大学で木版画の指導にあたるなど国際的にも活躍した作家です。
関野の作品は家族や著名人の肖像、数々の版画本など多彩ですが、最も力を注いできたのは各地の街道をはじめとした風景画でした。なかでも、青森生まれの関野を魅了したのは、雪国ではあまりみられない瓦屋根の風景であったといいます。
本展では当館がこれまで収集してきた、1975年に芸術選奨文部大臣賞を受賞した関野の代表作である「東海道五十三次」のシリーズ全55点をはじめ、世界各地の甍(いらか)を題材にした「甍12題」などを展示いたします。
風景に魅せられた版画家、関野凖一郎の世界をお楽しみください。
会期 | 2016年4月2日(土) 〜 5月15日(日) |
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主催 | 高浜市やきものの里かわら美術館 |
観覧時間 | 午前10時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 高校生以上200円(160円)、中学生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金、または高浜市内在住者 |
休館日 | 月曜日、火曜日、5月6日(金){*ただし、5月3日(火・祝)は開館} |