古都・奈良を愉しむ ―井上博道の写真作品と古瓦を中心に―

古都・奈良を愉しむ | 企画展

井上博道「唐招提寺の蓮」1991~1993年頃

 井上博道(いのうえ はくどう、1931-2012)は、奈良の地に根ざし、その生涯にわたって奈良を撮り続けた写真家です。1931年(昭和6)、兵庫県に生まれ、龍谷大学文学部史学科を卒業したのち、産経新聞大阪本社に入社、カメラマンとして活動を始めました。1966年(昭和41)にフリーとなり、奈良の仏像・古建築・文化財・風土などを撮影しました。
 本展覧会では、2012年に惜しまれながらも逝去された井上博道氏を追悼し、当館が所蔵する井上氏の写真作品を紹介します。あわせて、奈良の歴史と文化を今に伝える、当館所蔵の瓦を展示します。
 井上氏が愛した古都・奈良の魅力に触れ、想いを馳せていただければ幸いです。

会期 2014年3月15日(土) 〜 3月30日(日)
主催 高浜市やきものの里かわら美術館
観覧時間 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで)
観覧料 高校生以上200円(160円)、中学生以下無料
 ※( )内は高浜市内居住者および20名以上の団体料金
 ※ 75歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方ほか、割引あり
休館日 月曜日