版画で旅する -歌川広重「名所江戸百景」と関野凖一郎「東海道五十三次」-
初代歌川広重(1797-1858)は風景画を得意とする江戸時代の浮世絵師で、諸国の風景や江戸名所を多く描きました。本展では、「名所江戸百景」のシリーズから、当館が所蔵している作品を一堂に会して紹介します。関野凖一郎(1914-1988)は青森県出身の版画家で、日本の美しい風景や伝統に強い関心を持ち、多くの作品を残した現代木版画の第一人者です。本展では、広重にあこがれて旅をし、制作された「東海道五十三次」のシリーズから作品を紹介します。
両者の作品を通して、江戸の町へ、少し懐かしい東海道の風景へと、時間や空間を越えて、旅をするように楽しんでいただければ幸いです。
■展示構成
第1部 歌川広重「名所江戸百景」より
第2部 関野凖一郎「東海道五十三次」より
会期 | 2010年9月11日(土) 〜 9月26日(日) |
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主催 | 高浜市やきものの里かわら美術館 |
観覧時間 | 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 高校生以上200円(160円)、中学生以下無料 ※( )内は高浜市内在住者および20名以上の団体料金 |
休館日 | 月曜日(9月20日は開館)、9月21日(火) |