-東日本大震災復興祈念- みちのくの瓦 東北と三州をつなぐもの

みちのくの瓦 東北と三州をつなぐもの | 特別展

単弁蓮華文軒丸瓦(宮城・陸奥国分寺式/奈良時代・8世紀)館蔵

平成23年3月11日に東北・関東地方を襲った東日本大震災は、人的・物的両面において甚大な被害をもたらしました。想像をはるかに超えた災禍は、東海・東南海地震の影響を受けるこの三河地方にとって、決して他人事ではありません。
今回の災害で被害を受けた東北地域には、古代から脈々と文化が栄え、数多くの文化財が残されています。東北の要衝として知られる宮城の多賀城をはじめとして、古代瓦を出土する遺跡も少なからず発見されており、平泉に代表される独特で華やかな歴史を持つ地域でもあります。
本展では、今回の東日本大震災の復興を祈念する思いを込めて、東北地方の瓦を取り上げた展示を行います。古代東北の発展を象徴する古代瓦をご紹介するとともに、城郭などあらたに発展した近世の瓦、近年の三州瓦の流通など愛知県と東北の結びつきも交えながら、東北に花開いた瓦文化を紹介してまいります。

また、ミュージアムショップでは食品や雑貨などの東北物産を取り揃えて販売いたします。展覧会とあわせてお楽しみください。

会期 2013年2月2日(土) 〜 3月17日(日)
主催 高浜市やきものの里かわら美術館、朝日新聞社
後援 愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、
一般社団法人全日本瓦工事業連盟、三州瓦工業協同組合、愛知県陶器瓦工業組合、
日本屋根経済新聞社、NHKプラネット中部、名古屋鉄道株式会社
観覧時間 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで)
観覧料 高校生以上600円(480円)、中学生以下無料
※( )内は前売り、高浜市内居住者および20名以上の団体料金〔前売りは2月1日(金)まで実施〕
※ 75歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方ほか、割引あり
※ 観覧券は当館のほか刈谷市美術館(前売りのみ)、チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブンでも販売【Pコード765-466】〔2月1日(金)まで前売り料金、会期中は当日料金〕
休館日 月曜日(ただし2月11日(月・祝)は開館)、2月12日(火)