油彩をはじめて50年、画家・斎藤吾朗の作品と収集品 斎藤吾朗の全活動を語ろう、具(カタログ)
愛知県西尾市出身の画家・斎藤吾朗(1947年-)は三河地域の文化をモチーフにした作品を多数描きつづけてきました。そして彼は画家であると同時に、ひとりの収集家として「ガラクタ美術館」という個人美術館を運営していたほど、様々な品物を所持しています。その中には、今日では貴重とされる資料も少なくありません。
本展覧会では、斎藤吾朗の絵画作品約50点と彼が所持している様々なコレクション約100種類を併せて展示し、斎藤吾朗が大切にしてきたものと、これからを見つめる眼差しを共に考えたいと思います。彼が自らガラクタ(=瓦礫の中の宝)と呼ぶコレクションは、葬ってきたものであると同時にそこに存在した人々の記憶であり、郷愁を誘います。彼の収集行為は、ある種の創造行為として、自身の作品制作に通じているのかもしれません。
今年は斎藤吾朗が14歳で油彩を始めてから50年目という節目の年でもあります。本展は「モナ・リザ模写作品」をはじめ、10代の頃から現在に至るまでの活動の全貌をお見せします。是非多くの方に斎藤吾朗の世界を楽しんでいただきたいと願っています。
会期 | 2011年4月9日(土) 〜 5月29日(日) |
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主催 | 高浜市やきものの里かわら美術館、中日新聞社 |
後援 | 愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、 西尾市、西尾市教育委員会、CBC、NHKプラネット中部、 NPО法人日仏子供ヴィジョン/グラン・ルーヴル・ジャポン、 名古屋鉄道株式会社 |
協賛 | 西尾茶協同組合 |
観覧時間 | 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 高校生以上600円(480円)、中学生以下無料 ※( )内は前売り、高浜市内在住者および20名以上の団体料金 (前売りは4月8日(金)まで実施) ※観覧券は当館のほか、チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブンでも 販売【Pコード764-520】(4月8日(金)まで前売り料金、会期中は当日料金) |
休館日 | 月曜日(5月2日は開館)、臨時休館5月10日(火) |