市制40周年・開館15周年記念特別展 三州瓦と高浜いま・むかし

三州瓦と高浜いま・むかし | 特別展

おまんと文留蓋瓦(昭和7年<1932>)

高浜市を中心とする西三河地域で生産される瓦は「三州瓦」のブランドで知られ、日本最大の瓦生産地として有名です。江戸時代後期以降、この地から大量の、そしてさまざまな瓦が全国各地に向けて出荷されていきました。そして現在もなお、全国の過半数の瓦がこの西三河の地から生み出されています。今回、高浜市制40周年・かわら美術館開館15周年を迎えるにあたり、その名を冠する「かわら美術館」として、この「三州瓦」を取り上げることといたしました。展示では、社寺等に残された江戸時代の瓦など、三州瓦の実物をご紹介するとともに、高浜市郷土資料館に所蔵されている瓦の製作用具などを通じて、高浜周辺に残された伝統的な瓦の製作技術について触れます。また、近代以降大発展を遂げた三州瓦の
広がりと、その現在について、高浜のまちの移り変わりを織り交ぜつつ、ご紹介します。本展が、江戸時代以来日本の瓦の普及を支えた三州瓦の今につづくその伝統と、そのあゆみとともに発展した高浜のいま・むかしを、あらためて振り返る機会となり、今後のさらなる発展の一助となれば幸いです。

会期 2010年11月13日(土) 〜 1月10日(月)
後援 愛知県教育委員会、高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、高浜市商工会、中日新聞社、NHKプラネット中部、三州釉薬原料協会、三河製土協力会、西三粘土協同組合、三州瓦白地組合、三州鬼瓦白地製造組合、三州鬼瓦製造組合、若鬼士会、愛知県鬼瓦技能評価認定協議会、三州窯業機鉄工会、三州瓦伝統技術保存会、愛知県屋根工事業連合会、愛知県屋根工事連盟、愛知県屋根葺技工組合、日本屋根外装工事協会中部支部、三州瓦販売組合、職業訓練法人愛知県瓦協会、鬼みち案内人の会、名古屋鉄道株式会社
協賛 愛知県陶器瓦工業組合、三州瓦工業協同組合
観覧時間 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで)
観覧料 高校生以上300円(240円)、中学生以下無料
※( )内は前売り、高浜市内在住者および20名以上の団体料金
(前売りは11月12日(金)まで実施)
※愛知・岐阜・三重・静岡・長野のチケットぴあ、サークルKサンクスでもチケットを販売【Pコード764-346】
(11月12日(金)まで前売り料金、会期中は当日料金)
休館日 月曜日(1月10日は開館)、12月28日(火)~1月1日(土)