ひめゆり 平和への祈り[沖縄戦から65年]
1945年、沖縄では軍民混在の地上戦がくりひろげられました。鉄の暴風と呼ばれる砲爆撃が約90日間もつづき、20万人以上が命を失いました。沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の教師・生徒240人は、その過酷な戦場に学業半ばで動員され、沖縄陸軍病院の壕で負傷兵の看護に当たります。彼女たちは戦後、ひめゆり学徒隊と呼ばれました。
沖縄戦末期、沖縄本島南端に追いつめられた彼女たちの半数以上が、砲煙弾雨の中で亡くなりました。
二度と戦争を起こしてはならないという思いから、ひめゆり同窓会は、1989年、ひめゆり平和祈念資料館を設立しました。それから20年、生き残った学徒たちは自らの戦争体験を語ることで、戦争のむごさと平和の大切さを訴えつづけています。
戦後65年、ひめゆり学徒生存者は80歳を越えました。生存者の思いを伝える最後の機会ともいえるこの節目の年に、平和への祈りを込めて、ひめゆりからのメッセージを届けます。
■展示構成
第1章 ひめゆりの青春 -動員前の学園生活
第2章 ひめゆりの戦場 -ひめゆり学徒の沖縄戦
第3章 ひめゆりの戦後 -ひめゆりの塔の建立、ひめゆり平和祈念資料館設立ほか
会期 | 2010年4月3日(土) 〜 5月16日(日) |
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主催 | 高浜市やきものの里かわら美術館、ひめゆり平和祈念資料館、朝日新聞社 |
後援 | 高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、沖縄タイムス社、メ~テレ、 名古屋鉄道株式会社 |
観覧時間 | 午前9時から午後5時まで(観覧券の販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 高校生以上600円(480円)、中学生以下無料 ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金(前売りは4月2日(金)まで実施) ※愛知・岐阜・三重・静岡・長野のチケットぴあ、ファミリーマート、サークルKサンクスでもチケットを販売予定(4月2日(金)まで前売り料金、会期中は当日料金) |
休館日 | 月曜日(5月3日は開館)、5月6日(木) |